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平成19年1月26日常盤大学へ特別講師として塾長が迎えられました       
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常盤大学の紹介
  1983(昭和58)年に開学
  社会のあちこちで従来に例のない人間関係や社会の歪みが表面化し始めた当時のことです。
  しかしまだそれを社会の変容の前兆として深刻に受け止めるケースは稀で、学問の体制も相変わらず
  先鋭化・細分化を続けていました。
  そのような時代にあって未来を展望した大学の在り方に一石を投じました。
  人間を取り巻く社会や環境はもとより、人間自身も混迷の中にあります。人間科学的な手法と思考で据え直し、
  その英知を社会に還元する人間科学の追求がいま正にもとめられています。




南部塾々長 熊谷直幸氏のプロフィール
 現在、6社130人の従業員を育てた経営者。菱幸運輸(株)[東京都江戸川区]の会長。南部塾の塾長
 
15歳の春に単身、岩手から上京。運送関係の仕事につき、のち独立して現在の会社を創設した事業家。
社長として30年の経験。社員教育に最も情熱を持ち続け、息子に社長を譲ってからは、経営トップを育成する南部塾を開いた。
 小学校2年生の時に家庭が貧しく10円の定規も買ってもらえなかった。それを契機に勉強しなくなった。そのことで先生からは皮のスリッパで叩かれた。先生は目で殺して母親には理解してもらえなかった。また貧乏故に友人からいじめに遭い、自殺も決意する。しかし小学校3年生の時の27歳のスポーツ肌の担任教師の深い愛情で救われる。宿直していた時に呼ばれて、リンゴをご馳走になり、抱いて寝てくれた。その時に「悪いことするな」と論された。中一から中三のときもいじめにあった。貧乏から抜け出したく、義務教育が終わるとすぐに上京
 運送会社にいた時に、トイレ掃除をはじめる
掃除で気付きを感じる。悩んだ時、夜中でも掃除をすると良い考えが閃く。トイレ掃除で見えなかったことに気付く
掃除前と後では顔つきが変わる。⇒トイレ掃除での人も回復した。ガン無くなった人もいる
 熊谷さん自作の多くの人生訓がある。人間の運と不運は何によってもたらされるか?それは行動や言動だけでなく、心の中で悪いことを思うことも不運につながる。正義を成し、正義を考えることが人間としての正しい道である。心配事があると、呼吸が少なくなり、湿り気が液体となってニコチンのように体に貯まる。それで潰瘍になる等の病気になる。
「やるならぬ いってもならぬ 思ってもならぬ 悪三訓 不運受け皿」
「やることよ 正義を語る    正しき想う   善三訓   運受け皿」
仕事とは靭帯であり、生涯続けるものである。ニート・フリータでは運が付かない。
自由奔放に生きても駄目。
300万円、まず貯めてみなさい。人生が開ける
想わないと何事も出来ない

(2007/1/29常盤大学での熊谷氏の講演より)
 作成:村山元理
   常盤大学 国際学部 助教授
最終学歴サウスカロライナ州立大学大学院
専門経営倫理、スピリチュアリティと経営、国際経営学
人文社会科学研究科 修士課程修了
所属学会日本経営倫理学会、経営学史学会、経営哲学学会
著書『経営学のフロンティア』(共署)
社会活動(経歴)水戸市水道事業審議会委員、日本経営倫理学会理事
褒賞関係日本経営倫理学会第2回「経営倫理」懸賞論文優秀論文(2003年)
経営哲学学会奨励賞(2004年)
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2006 NANBUJYUKU
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