〜ご神木の杉で張られた床板をぬか袋で磨く〜
一人黙々と、隅までしっかり磨き中
ぬか袋とは、米ぬかをネルの生地で包み、紐で縛っただけのもの。
ぬかの油はとても微量で、床板に押し付けながら擦(こす)り続けます。
”根気”の一言です。
ぬかの油が生地に染み出てくる頃には、全身汗びっしょりになりました。
夏じゃなくて本当に良かったです。
一時間では少ししか磨けませんでしたが、確実に年輪の部分が光りました。
これは化学薬品のべってりした油では出ません。
日本人ならではの繊細な感性だと感じました。
そして・・・
硬く絞った雑巾で隅々まで拭き上げました。
〜長さ6mテーブル約350kg(三本)の搬入〜
10ヶ月前岩手県より運び磨かれ、漆塗り職人によって完成となったテーブル
菱幸ビルの6Fでこの時が来るのを待ちわびていました。
長い為、窓からの搬入
幅約50cmとはいえ6mの木というのは相当重いものです。
テーブルの配置に夜遅くまで議論した事もありました。
いよいよ本番・・・
菱幸運輸であるスタッフの指揮の元、スムーズに搬入完了。
チームワークの良さに感服しました
〜直径1300mm天然の切り株のテーブルの搬入〜
運ぶのに持つ場所が少ない割に、重すぎるテーブル
まるで祭りの神輿を担いでいる様な風景でした。
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